腹痛、胃もたれ、胸やけ、食欲不振、腹部膨満感、便秘など日常よくある症状に対応いたします。また、下痢と便秘を繰り返す過敏性腸症候群、慢性胃炎、逆流性食道炎、膵炎、胆石、肝機能障害などの治療、経過観察にも対応しています。長年の経験を生かした服薬指導を行い、お一人おひとりの生活、環境、食生活を含めて生活習慣の改善に向け一緒に考えてまいります。また、服薬指導以外に、治療および管理上必要な方には、定期的に腹部超音波検査と精密血液検査を組み合わせ、自覚症状の少ない肝臓、胆のう、すい臓など臓器の微細な変化を丁寧に検査・診断し経過観察を行っています。
肝臓は病気があっても自覚症状が現れにくい臓器です。症状がなくても、検査で異常を指摘された場合には、その原因や状態を確認することが大切です。胆石や胆のうポリープも自覚症状のないまま健診で見つかることが多い一方、胆石により右上腹部やみぞおちに痛みが出ることもあります。
【肝機能異常(AST・ALT・γ-GTPなどの数値が高い)】
- 肝臓の細胞が壊れて、血液中に酵素が漏れ出している状態です(脂肪肝、過度のお酒、ウイルス感染、薬の副作用などが主な原因)。肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、初期はほとんど痛みがありません。
【肝臓の腫瘤(しこり)】
- 画像検査(エコーなど)で、肝臓の中に周りと異なる「かたまり」が見つかった状態です。多くは良性のもの(血管腫や嚢胞など)ですが、経過観察か治療が必要かそれとも更に詳しい検査が必要かの確認が必要です。
【胆石(胆嚢結石)】
- 胆汁(消化液)成分が固まり、胆嚢(たんのう)の中に石ができている状態です。症状がない場合も多いですが、石が胆嚢の出口に引っかかりやすい状態にあります。
【胆嚢ポリープ】
- 胆嚢の内側にできた「小さなできもの(突起)」です。その多く(約9割)はコレステロールが固まった良性のものですが、サイズや形によっては「がん」の可能性が含まれます。
当院では、血液の再検査や腹部超音波検査により丁寧に肝臓や胆のうの状態を確認いたします。経過観察で済むのか治療が必要なのかを判別し、より詳しい検査や専門的な診療が必要な場合には、適切な医療機関へご紹介いたします。
胃痛や胃もたれ、胸やけ、吐き気などの症状があっても、その原因が必ずしも胃にあるとは限りません。
みぞおちや上腹部の症状は、胃だけでなく、肝臓・胆のう・膵臓など、胃の周囲にある臓器の病気が原因となっていることもあります。
当院では、症状や診察の結果に応じて超音波検査などを行い、症状の原因を幅広く確認します。
胃カメラによる詳しい検査が必要と判断した場合には、適切な医療機関へご紹介いたします。
症状だけでは判断しにくいお腹の不調についても、まずはお気軽にご相談ください。
健康診断または他院での内視鏡検査(胃カメラ)で、以下の病気が確定診断された方は当院で検査が可能です。
※内視鏡検査は保険適応に必須です。
- 慢性胃炎または萎縮性胃炎
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍
【当院でできる検査方法】
- 血液・尿検査:ピロリ菌に対する抗体の有無を調べます
- 便検査:便の中にピロリ菌の成分があるか調べます